こんにちは!
もう1月も半ばなので手遅れ感がすごいですが、今回はアメリカで使用している暖房器具について書こうと思います。
とりあえず実際使ってみた一個人の感想として読んでみていただけたらと思います。
この記事で紹介しているものはすべてアメリカで買ったよ!
ちなみに私の現在の住環境はタウンハウス(お隣さんとつながった一軒家みたいなの)で、ここは毎年日本の東京と同じくらい寒くなります。
1.セントラルヒーティング

アパートに住んでいた時にもあったセントラルヒーティング。Furnace(ファーネス)と呼ぶものです。

マンションの時も現在も各部屋の壁や床に通気口のようなものが設置されていて、そこから温風が出てくるというシステムでした。
壁についているパネルで(オフィスの空調設備みたいなやつ)で温度調節をします。
最近のタッチパネルは華氏と摂氏が切り替えられるようでありがたい。
暖かさはというと…家全体を温めている時点でパワフルではあるのですが、局所的に暖めるものではないので最新のFurnaceでも真冬はやっぱりこれだけでは過ごせませんでした。
やはり天井の高いアメリカの家では自分の身体の近くに置くヒーターがないと寒くて耐えられません。
追記:この後に日本の実家に帰ったのですが、実家の一軒家は家の中でも外のように寒くて「セントラルヒーティングはちゃんと仕事してたんだなぁ…」としみじみ感じました。
セントラルヒーティングだけでは寒いけど、かなり温度の低下を止めてくれていると思いました。
2.暖炉

アメリカではFire Placeと呼ばれる暖炉です。死ぬまでに暖炉使うことなんてないと思ってたので正直びっくりしています。
うちはガス式の暖炉なので木を燃やすタイプよりはいいのかもしれないですが、それでもスイッチ1つで点火できるわけではないので少し手間がかかります。(うちの場合は押しながら回して、さらにその間に別のボタンを押すという方式)
しばらく暖炉の前にいると汗をかくくらい暖かいです。
これも場所が固定されているので普通の暖房器具と並列には語れませんが、手間がかかるところ以外はいいなと思います。
3.セラミックヒーター

日本でもよく見かけるような小さいセラミックヒーター。$50くらいで購入しました。
ダイヤルを回すと即座に力強い温風が出てきます。

首振り機能つきで、温かくない普通の風(冷風ではない)を出すこともできるので夏の汗ばむ季節にも使えました。
操作方法が日本であまり見ないタイプのもので(上の写真参照)、右のダイヤルで「このくらいの暖かさキープしてね!」とおおまかな温度設定をして左のダイヤルで風の強さや首振りを設定するというものです。
このヒーター周辺が設定した温度に達したなと判断すると勝手に風が止まります。その後また温度が下がったら温風が出てくる…の繰り返しです。
この機能って就寝中に便利では!?と思って使ったことがありますが、小さめの寝室だったので夜中に汗だくになってしまいました。温度調節って難しい!
広めの寝室ならこの自動機能は活躍できるかもしれませんね。
ただこの機能を使うと風が止まっているときに電源をオフにするのを忘れて部屋から出てしまうリスクがあり、実際に誰もいない部屋で1日中ついたり消したりを繰り返していたことがあります…
ダイヤルっていうのもわたしは操作しづらい(滑って回しすぎたりしてしまう)と感じました。

ただ、小さいし軽いし、ハンドルがついているので持ち運びもしやすいです。
足元用ヒーターとか個人用ヒーターとして使うのによいです。ただしリビングなどの広い部屋だとこれだけでは寒いかも。
高いものではないし多少の不便に目をつぶるのと、狭い範囲用だと思えば十分に機能してくれると思います。
追記:このセラミックヒーター、一年経過したころに冷風しか出てこなくなってしまいました…泣
後継機はこれです。すごく小さいけどスポット的に使うなら十分に暖かいです。
4.ハロゲンヒーター
広い部屋用に購入したのがハロゲンヒーター$38。
さっきのセラミックヒーターは狭い部屋用にして、広い部屋用にはハロゲンヒーターを買いました。
これもかなり小さいほうですが、10畳くらいある部屋でもすぐに暖かくなります。

日本でもアメリカでもヒーターは黒いものが多くなかなかシンプルデザインのものはないので、この見た目のハロゲンヒーターに出会えて本当にうれしかったです。
日本ではアラジンのパステルカラーの遠赤グラファイトヒーターを使用していましたが、見た目がシンプルかわいくて細くてかなり軽いのにすごく暖かくて、渡米の際に別れがたかったことを思い出します。

これもセラミックヒーターと同じく「この設定温度に達したら勝手に切るわ」ダイヤルがついていますが、すぐに部屋があたたまるのでこれに頼る前に電源を落とすことが多いです。
5.電気毛布

Furnaceがあっても寝室が寒く、顔が冷たくて眠れないことに悩み購入したのがBidde fordの電気毛布。
素材はいろいろありますが私はフリース素材のものを持っており、ベッドの掛布団の下に仕込んでいます。
大きさは62″×50″でおとなひとり分の大きさです。(が横にして2人のおなかにかけて寝ています)
上で紹介したヒーターは予想通りの働きをしてくれたので満足していますが、この電気毛布は予想以上に買ってよかったと思うものです。

暖かさが5段階に調節できますが、3でも十分暖かいくらいパワーが強いです。
日本でも電気毛布のヘビーユーザーだったので電気毛布の素晴らしさは知っていましたが、電圧の関係なのかこの電気毛布の質がいいのか、スイッチ入れてすぐに暖かくなるんですよね…。
日本で使っていたものは全体的な質ではこれに勝りますが、暖かくなるのが遅かったので寝る直前にスイッチオンしてもブルブル震える時間がしばらく続きました。(私の住む地域は冬の気温は日本と同じくらいです)
アメリカで買った電気毛布は寝る直前にオンしてもすぐ暖かくなってそのまま気持ちよく眠ることができます。
ただしブランケットの質は中の下くらい(アメリカでいう標準)なので、買ってすぐにすこしだけほつれてしまいました。
ブランケットとリモコンの間のコードもかなり長いので、ベッドとコンセントがそこそこ離れていても使えます。
また、取扱説明書に補償がついている旨記載されていたので、壊れたら直してもらえるようです。
公式サイトで売り切れていたので、Amazonの価格が高騰しているのか、その他の店が安いのかは謎ですが、Kohl’sやウォルマート、Targetだと$20前後で購入できます。(わたしはTargetで購入しました)
追記:この毛布、毛布とリモコンとのジョイント部分が少し緩くなる(外れてはいない)だけで停止してしまう仕様でした…少し寝相を変えただけでオフになってしまう…。すぐ温かくなるところは素晴らしいですが、寝てる間勝手に外れて寒くなるのでベッドで使うのは不便かも。
ちなみにこのあともう一つアメリカの電気毛布を買いましたが、それも外れやすくかなり使いづらかったので最終的に日本の電気毛布を日本から持ってきて使っています。やはり電圧が原因だったのか日本の電気毛布もすぐに暖かくなります。
部屋によって暖房を使い分ける
広いリビングは暖炉、暖房をつけたまま寝ると暑くなる寝室は電気毛布、狭い部屋は小さめセラミックヒーター、それより広い部屋はハロゲンヒーター、そしてファーネスで生あたたかい風を常に全部屋に送る…
とわたしのおうちではこんな風に過ごしていて今のところは快適です。
紹介したハロゲンヒーターと電気毛布はおすすめなので、家の中寒いけどどう対策しようかな…?と思っている方や、冬にアメリカに移住することになったという方(で日本並みに寒い地域に行く方)は試してみてくださいね。
ここまで読んでくださりありがとうございました~!


