お久しぶりです!なんと4か月ぶりの更新…
実は昨年9月に今までコツコツと撮りためていた写真データを全て失くしてしまい(おそらく誤って全データが入ったフォルダごと削除しました)、こんなことに…。
でもわたし自身、アメリカに移住された先輩方のブログに散々お世話になってきたので、ゆるゆるとでも続けていきたいと思っています…!! TT
今回はアメリカの照明(室内灯)について奮闘したことを書いてみようと思います。
光の単位をまとめたり、買った電球やライトスタンドのことなど自分がやったことや感じたこと全部書くので、ご興味あれば読んでみてください♡
北米の照明がいつも暗く感じる…!
スタンドライト必須だよね
北米の照明ってアジア人にとってはいつでもどこでも暗めだな…と感じませんか?
わたしはマンションにも一軒家にも住んだことがあり、当然あらかじめ必要最低限の電球は取り付けられていますが、それだけだとかなり暗いのでスタンドライトを購入する方が多いと思います。
日本ではスタンドライトが必要だと思ったことが一度もなかったので衝撃でした。
実際、アメリカの家具屋さんってどこにいてもすごくたくさんの種類のスタンドライトを売っていますよね。
これまでに訪れた友人の家がどこも大抵スタンドライトが1つ以上は置いてありました。
スタンドライトを置いても暗いよね
シーリングライト(天井の照明)だけでは明るさが足りないので、アメリカに来てからかれこれ3つ以上のスタンドライトを買ってきたのですが、それらを使って思ったのは、、
スタンドライト置いても暗くない?
ということでした。
買ったときについてくる電球では全然明るさが足りず大変でした。
なぜこんなことになるのかと言うと、おそらくこれが”欧米での一般的な明るさ”だからかなと思いました。
明るいひとみは明るさに弱い
アメリカに来てからお店やレストラン、友人の家がいつも暗いのでなんでかなと思って調べたことがありました。(アメリカに来たばかりの人でこれを検索する方は多いのでは…?)
瞳の色によって光の感じ方が全然ちがうので、明るい色の瞳を持つ人種が多い欧米では室内が暗めの設定が多く、濃い色の瞳を持つ人種が多いアジアなどでは明るめの設定が多いとのことです。
さらにアジア人は暗すぎる場所だと視力も低下する…私も必ずデスクライトをつけなさいと家庭でさんざん言われてきました。
以前薄い水色の瞳を持つ友人と遊んでいた時、「ここ明るすぎる…天井の照明消してもいい?」と言われたことがあります。
その時はわたしとアジア系の人、アメリカ人だけど黒い瞳を持つ人がいたのですが、その人達は何も言っていなかったので、瞳によって感じ方が違うということが実体験で分かりました。
薄い水色の瞳の友人とは仲がいいのでたまに家に行っていたのですが、スタンドライトが2つもあるのにその2つでさえすごく暗くて手元をほんのり照らす程度のもので興味深かったです。(しかもその人は暗いからという理由ではなく単にインテリア目的で買っていた)
水色や緑のひとみの人が日本のダイソーとか行ったら目がくらんでしまうんだろうな…と思います。
自分の納得する明るさにするために
というわけでアジア人の私に明るさを合わせるべく、購入したスタンドライトの電球をより明るいものに変えることにしました。
そのためにまずは光の単位について知ることから。これを知らないとどの電球を買えばいいか分からないですよね。電球のパッケージや説明にはlm,k,wなど3つほどの単位が並んでいます。
日本では困ることもなかったので一度も深く考えたことがなく、光に関する単位を詳細に調べたこともなかったなあ…などと思いながら。笑
光に関する単位一覧
lm(ルーメン,lumen)…照明器具の光の量を表す単位。日本でもLEDの普及に伴い広く使われるようになったそうですが意識したことがありませんでした。今はここの数字を見て電球を買うようにしています。
k(ケルビン)…光の色を表す単位。2700kとか5000kとかそんな風に表記されているものをよく見ます。色温度が低いほど赤みがかった色、色温度が高いほど青みがかった色になるのでお好みで。個人的には青みがかっていた方が見えやすいと思います。
lx(ルクス)…照らされた面の明るさを示す単位で、1ルクスは「1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされるときの照度」と定義されています。lmは照明器具自体の明るさだけどlxは照らされた面の明るさという違いがあるそうです。
w(ワット)...消費電力を示す単位でLEDが発明される前はこれを明るさの単位としても使っていたそうですが、今はあまり使われないそうです。(同じ明るさでもLEDだと白熱電球よりもワット数は低くなるから)
参考: 生活110番, iroDoriコラム
ルクスは日本ではよくルクスという言葉を聞いたことがあったので調べましたが、Amazonで調べると説明にlxが書いてある電球はあまり見ません。
なのでlmルーメンで明るさをkケルビンで照明の色を確認すればいいと思って私はそうしています。
照明の色についてはパッケージの写真や店頭のサンプル、商品説明写真などでなんとなくわかるのでkケルビンもそこまで細かく数字を気にしなくても思ったようなものが買えました。
私が納得した明るさの電球とフロアランプ
結論から言うとIKEAのこのフロアランプとIKEAの1600lmのこの電球の組み合わせが今のところベストです。
なぜ電球だけでなくフロアランプについても言及したかと言うと、やはり分厚いシェードが周りをぐるりと囲んでいるタイプのアイテムだと電球自体が明るくても明るさが抑制されてしまうからです。
このフロアランプは友人夫婦のおうちで使っているものを見たのが出会いで、これ1つで部屋が日本にいるとき並みに明るくなって感動したことを覚えています。
これはシェードが半透明かつそこまで大きくないから明るいのでしょうか?
値段見てとんでもなくびっくりしたんですけどこれ15ドルで買えます…75ドルくらいかなと思っていたのに!笑
安いけど、女性でも持ち運びしやすいし、シンプルでスリムなデザインなので私は満足しています!
このシリーズは大きなライト1つのものと、それに2つ目の小さいライトがついたもの2種類がありますが、リビングルームなどには電球が2つあるものをお勧めします。1つの方も持っていますがそれだと広い空間は弱いです。
と言いつつ我が家のリビングはアメリカの小さめタウンハウスならではの狭さなので、広いリビングがある方は1つでは足りないかもしれません。
あとは日光がどれだけ入る部屋なのか、にもよりますよね。うちのリビングは窓からは全然光が入らないのでやはりIKEAの電球は健闘してくれているようです。
電球は1600ルーメンの(私がその時店頭で見た中では)一番明るいであろう物を使っています。
小さいほうの電球は1600ルーメンがなくIKEAで買った1000ルーメンとかかな?の電球を使っていますが問題ありません。
今まで買ったフロアランプと電球
デザイン、値段、大きさも申し分なかったのですが、電球に対してシェードが大きめなので結構明るさが抑制されてしまいます。
ソファの横の読書灯として使うならちょうどいい程度なので明るさには期待せず、インテリアとして置いてあります。
買ったものが売り切れていたので別メーカーのものかもしれませんが、このタイプのフロアランプ。
見ての通り覆ってしまうシェードはないんですが逆に言えばIKEAのように光を拡散する シェードもないので、明るさは限定的でした。でもちょっと作業をするときに横にこれがあるとだいぶ違います。デザインもかわいい。
これは何も知らないときに買って失敗してしまった電球。
商品ページの分かりやすいところにlm表記がないのですが、よく見ると小さく800lmと書いてあります。
使ってみるとぼうぅぅっと不気味な感じの弱い光で私の求める明るさではなかった…!
もしAmazonなどで明るめ電球をお探しの方は、ぜひ「light bulm 1600lm」で調べてみてください。
また、IKEAにもし行く機会があればライトバルブとスタンドライト、チェックしてみてくださいね。
少しでもお役に立てたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました~!^^