北米だと炊飯器が高い?普通のステンレス鍋でも米は炊けるよ!

アメリカ(北米)で生活している日本人のみなさま、普段お米食べていますか?

毎日お米を食べているという方はどうやって炊いていますか?

アメリカに住んでいる私はというと、毎日お米を食べているわけではないのですがお米はたまに炊きます。

炊飯器を買いたくない

うちには炊飯器がありません。

アメリカでも炊飯器はあるのですが、信用できる日本製の物を買おうとすると地味に高いんですよね…

新しいモデルだと200ドル超えてくるし、昔ながらのモデルでも8〜90ドル

当然ながらアメリカの電圧に沿っているし英語表記です。

私はアメリカに永住するつもりではないので、わざわざこんなものを高いお金出して買いたくないなあと思っていました。

かといって日本から炊飯器を持ってきても電圧の関係で使えないし、毎日でなくてもいいけどたまに無性にお米が食べたくなる…!

お寿司やポキがあるのでアメリカでも冷たいお米は食べる機会が多いけど、ほかほかのお茶碗ご飯やおにぎりってレストランではレアですよね。

そんな背景があり、イケアで買った普通のステンレス鍋でお米ライフをスタートさせたのです。

アメリカの話もしたけど、日本にいる人でも炊飯器買いたくないなっていう人はいるはず!(場所とるし見た目オシャレじゃないし)

お米のクオリティは炊飯器と遜色無し(むしろこっちのが美味しい)ので気になる方は読み進めてみてください。

ステンレス鍋でお米を炊く〜準備編〜

参考にしたサイト様

お鍋でお米を炊くにあたって、白ごはん.comのレシピを参考にさせていただきました。


参考
鍋炊きご飯の炊き方/レシピ白ごはん.com

この記事では上記サイト様のレシピを参考にして米を炊いた時の私の個人的なレポートです。

細かい部分は上記のサイト様をご参照ください!

わたしが食べているアメリカのお米

アメリカの米

私が使っているのはHOMAI California Calrose Riceというカリフォルニアのお米です。


パサパサするとかお米が異様に長細いとかそういうことは一切なく、モチモチで美味しいお米です。

お米を水に浸す

米を水に浸す

お米を入れたザルを同じくらいの大きさのボウルにスタッキングしてから水に浸しています。こうすると水切りが楽なので…!

米を水に浸す時の水

お米の中に入り込んでいく水ということで、浄水器でこした水を使っています。

レシピによると夏場は30分、冬場は1時間お米を水に浸すということです。

お米が水を吸収して白っぽくなっていたら「もう炊けるよ」の合図だそうです。

ステンレス鍋でお米を炊く〜実践編〜

今回は2合のお米を炊きます。

別にたくさん炊いても冷凍できるからなんの問題もないのに、なぜか2合に設定した自分を殴りたい気持ちでいっぱいです!

さっきの米を水切りし、鍋にその米と水を450ml入れたらフタをして最初は中火で熱します

鍋で米を炊く様子

ブクブクと音が聞こえてきたら、そのまま2分炊きます。(ここからはタイマーで測ってるよ)

鍋で米を炊く様子

2分経過したら、火を少し弱めて3分炊きます。

鍋で米を炊く様子

3分経過したらもっと弱火にしてさらに5〜7分炊き続けます。

鍋で米を炊く様子

5〜7分っていうのは目安で、重要なのは水分が飛んだか飛んでいないか。

上の写真ではまだ一部ネチョネチョしていて水分を含んでいるのがわかると思います。

水分が飛んでいつものごはんらしくなるまでは弱火で見守りましょう。

鍋で米を炊く様子

みてください!イケアのステンレス鍋で炊いてもこのふつうのお米感!

お茶碗に盛ったりおにぎりにしたりしておいしくいただきました。

ステンレス鍋でお米を炊く〜後片付け編〜

わたしだけかもしれないんだけど、一部のお米が鍋底にこびりつくんですよね…

おこげみたいにしっかりとこびりつきます。

そんな時、この方法ですごく綺麗にお米のこびりつきが取れます。

この記事を参考にさせていただきました↓


参考
鍋にこびりついたご飯を酢でサクっと落とすキッチンハックライフハッカー

洗剤と酢と水でこびりついた米は落ちる

用意するものは食器用洗剤、酢、水。

これらをこびりついてしまった鍋に入れます。

お米のこびりつき

沸騰させること1分。

お米のこびりつき

だんだんこびりついていたお米が浮いてきます。

お米のこびりつき

ヘラで簡単に全てのお米をはがすことができました!

お米のこびりつき before after

ステンレス鍋で米を炊いてみて思ったこと

鍋で炊いた方が米が美味しい

これは有名な話ですが、炊飯器よりも鍋で炊いた米の方が美味しいんですよね。
冷めてからor冷凍してからもう一度温めても、炊き上がりのような美味しさ…!

これにはびっくりしました。

面倒かと思いきや慣れる

お米を水につけておいたり、細かく時間を計ったりするのが面倒そうに見えますが、慣れるレベルの手間です。

魚をフライパンで焼いたり、肉を茹でたりするのと同じくらいの時間(調理時間は20分ないくらい)なので、料理の一環だと思えば余裕です。

洗い物も、ボウルと鍋としゃもじだけなので炊飯器と同じです。

朝起きてすぐに炊きたての米が食べたい!とか保温機能を使って華族全員バラバラの時間にご飯を食べたい!となると難しいですけどね…!

でもさっきも言ったように鍋で炊くと一度冷えたお米も美味しいので、そういうときは作り置きしたものを食べても十分だと思っています。

ちょっと失敗することもある

浸水時間は正確な時間を計らずに放置しているからなのか、自分の家のコンロが日本のものと違うからなのか、理由はよくわかりませんが、たまに少しだけネチョッとしたご飯になります。

ただし、食べられないくらい失敗したことはまだありません。食べてみると若干一部の米の水分量多いかなー?と思うくらい。

各家庭によってコンロや鍋、使うお米は違うと思うので何度か炊いてみてベストな蒸らし時間や炊き時間をみつけられるといいですね。

つけおき30分を守らなくてはいけない

30分以上米を水に浸したときに失敗してしまったので、30分後にすぐ料理できる状況でないと米がたけないというデメリットも。

また、タイマー機能がないので炊飯器のように前の晩にセットして翌朝たけている…ということもできないですね。

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ここまで読んでくださりありがとうございました!

やってみると意外と簡単だしすごく美味しいので、ぜひ鍋炊きご飯に挑戦してみてください。

これが気に入れば、炊飯器は新調しなくていいかもしれません♪