アメリカでは自分で髪を染めてみよう!ちゃんと染まる?匂いはきつくない?

海外移住をした後に困ることの1つが「美容室どうする?」じゃないでしょうか。

生きていれば髪は伸びるし増えるし、プリンになったらみっともないし…

私は日本ではもっぱら美容院でやってもらっていましたが、アメリカでは美容院に行ったことがありません。

アメリカの美容院に行きたくないよう

まず、どうしてアメリカの美容院に行かないのか。

アメリカの美容院に行かない理由1:言葉の壁

日本の美容院の私のオーダーの仕方はこうでした。

・髪の量を少なくしてください

・長さは変えないでください

これだけ言うと、後は美容師さんが勝手にトレンドを取り入れたり私の個性を生かした髪型にしてくれたりしたんですよね…

どの色にするかってとこも含めてね。すごいサービスだ。

ただこれって、同じような文化背景や同じような思想がある客と美容師だからこそなせるワザで。

アメリカ(しかもいろんな国から来てる人ばかり)の美容師に日本の美容院と同じクオリティーを求められるわけがない。

じゃあ自分で細かくニュアンスを含めて第二言語でオーダーできるかと言ったらそんな自信もまだない。

ネットにはちゃんとオーダーをしたのにやばい髪型にされてしまった外国在住の日本人の情報がゴロゴロ転がっています…

アメリカの美容院に行かない理由2:コスパが悪い

美容院に限らずアメリカはコスパが悪い国。逆に言えば人件費が高くて労働者を大切にする国!

日本人の視点だと「えっこの程度のサービスでこんなにお金取るの?」っていうようなことが多いです。

実際色々な日本人の方のアメリカの美容室に行ったレビューを見ると、シャワー中は顔にお湯がバシャバシャかかりまくっていたとか、画像を見せたのに全く違う髪型にされたとか…

わたしの家の近くの美容院の料金表を見てみるとロングは、カットだけで65ドル(日本円で7000円くらい)

しかもここにチップと消費税がかかるののでカットだけで日本円で8,000円超えることになります。

第二言語で頑張って緊張して話してたくさんお金払って、その上で変な髪型にされた日には立ち直れなさそうです。。笑

アメリカの美容院に行かない理由3:総じて面倒

とはいえ異国の美容院でも行こうと思えば行けると思う。

でも第二言語でオーダーするのも、チップを計算するのも、変な髪型にされぬだろうか…とヒヤヒヤしたりするのも全部面倒だ!と思ってしまいます。

そして欧米出身の友達が自分で髪染めをしてると言ってたので私もやってみようと思ったのでした。

ちなみに、髪を切るのはプロのクオリティを望まなければ案外簡単です。

ユーチューブにあるセルフカットHow to動画を見ながら切っています。

アメリカのヘアカラー剤を買ってきた

CLAIROLのnatural instinctsです。

中身は日本でよくみる髪染めキットとあんまり変わらないですよね。

アメリカのヘアカラー剤の値段は?

日本とは大きく変わらないイメージです。

わたしも近くのスーパーで6ドルちょっとで購入してきました。

何個買うのがちょうどいい?

わたしは肩よりも髪が長い=ロングなので一応2箱買ったけど、1箱でも行けた気がします。

不安なら2箱買って1つずつ使っていくのがいいです。

アメリカのヘアカラー剤を買うときに気をつけたいこと

1.セミパーマネントかパーマネントか

1つ目はこれが「SEMI-PERMANENT COLOR」と書いてあることです。

実はアメリカには、パーマネントカラーとセミパーマネント、後はお湯で流せる1日だけ持つカラーの3種類あるみたいです。

セミパーマネントはその名前の通り色がそこまで持続しないようで…

日本でイメージするカラー剤は”パーマネント”の方みたいです。

わたしは間違えてセミパーマネントを買ってしまいました。

後日確認したら字ィ小さすぎて分かるかい!て感じだったので気をつけてね…

2.アンモニアフリーだとニオイがきつくない

これは気をつけることってわけじゃないのですが、アンモニアフリーのカラー剤だとツンとしたきついニオイがしないこのブログで教えていただきました。

実際、日本の美容室で染めても煩わしいと持っていたあの嫌なニオイがない!感動…!

無臭というほどではありませんが全然気にならない香り&強さです!

髪を染める前に用意するもの

ケープ(自作可)

わたしは大きめのゴミ袋を改造して簡易ケープを作りました。

汚れていい服やタオル

あと汚れてもいい服(全身黒がいい)を着ておきましょう。

タオルは洗い流した後に拭くやつです。

ラップ

カラー剤が垂れるのを防止&カラー剤を髪に密着させるためにあった方がいい!

コーム

そして説明書に書いてなかったのでコームも用意しなかったけど、あった方がいい人は用意して…!

ちなみに、このカラー剤の説明書は言葉わからなくとも写真見るだけで手順が理解できる優れものでした。

今回のヘアカラーの手順

”今回の”と書いている理由は、メーカーによって内容物が結構違うみたいだからです。

このブログを読んでいると、メーカーによって内容物がバラバラすぎて怖いなって思います。

わたしの買ったカラー剤はビニール手袋が入っててラッキーのようだな…

今回買ったものはセミパーマネントだからなのか、とてもシンプルでした。

①1の液を2の容器に入れて混ぜる。

②2のキャップを外して根元から毛先に向かって髪にかける

③髪をラップで巻いて10分待つ

④シャンプー&3のリンスをして洗い流す

以上!

アジア人の髪は染まりにくいという話はよく聞くので私は一応20分待ちました。

どこで染めた?

家のバスルーム、洗面所の前で染めました。

結論バスタブの中でやるべきでした…!

カラー剤がぼたぼた落ちない?

泡タイプでもないしもったりもしてないけど、このカラー剤は案外たれませんでした。

バッチリ染まった!プリン撃退

みてください!プリンになってるし髪色まばらになってるし…でひどい有様だった髪がツヤツヤのこげ茶になりました!

プリンの影も形もなし、色の抜けていた部分もしっかりカバーできました。

直後の髪のとぅるさら感がすごかった

そして今回驚いたのは直後の髪の状態です。

髪がなめらかになりすぎて、どのヘアゴムでも髪を束ねることができなくなったんですよ…

もともとストレートで髪も細く、髪がパサつくとかまとまらないとかそういう髪の悩みはあまり感じたことがない私なのですが、

それでもびっくりするレベルでした。(たまに日本でもある毛染めに入ってるトリートメント単体で売ってくれ..ってなるやつ。もちろんこのトリートメントは使い続けないと髪質は戻ります)

反省点

今回反省すべき点…それは待ち時間20分の間に部屋の移動をしてしまったことです。

ちょっと移動しただけでも飛沫がかかってしまったみたいで、家の色々なところに小さな茶色の斑点が…すぐに気づいたので何とかふき取ることができましたがひやひやしました。

そもそもわたし家で髪を染めるなんてことをやったことがなくて感覚がわからなかったのです。

次にもし、再び髪を染めるのならぜったいにバスルームで一部始終を終えようと思います。

気になるのはセミパーマネントの寿命

結局セミパーマネントってどれくらい持つのだろうか…

まあそもそも髪は伸びるからパーマネントってありえない定義ではありますよね。

セミパーマネントでも1~2ヶ月くらいもってくれたらいいな。

ここまで読んでくださりありがとうございました〜!